AR印刷とは?

AR印刷の「AR」は、
Augmented Reality”の頭文字から出来た略語
日本語では「拡張現実」と呼ばれます。

拡張現実」?
現実を拡張するって…何っ?

これまでに、画像や文字列が印刷された紙を
目にしたことはありますよね?

いわゆる印刷物のことですが、間違いなく
一度は出会っているはずだと思います。

新聞、雑誌はもちろんのこと、
街中、駅構内に貼ってあるポスターやお知らせ、
ビジネスで出会ったどなたかと交換した名刺や
プレゼンの資料、パンフレットなども印刷物。

そして道で配られているチラシなどなど。

わたし達はこれまでに何度も(数えきれない位)
何かが印刷された紙に出会ってきています。

これまでの何かが印刷されている紙は、
印刷された画像や文字列の情報を読み取るために
存在してきました。

紙の上に印刷された画像や文字。
これは目の前に存在する現実の物体です。

AR印刷はまるで飛び出す絵本

では印刷された紙から、
映画のエンドロールの様に文字が流れたり
音声を聞くことが出来たり、
動画を観ることが出来たりしたらいかがですか?

まるでアニメの世界で描かれる、
未来のお話のように感じるかも知れませんが
実は既に存在する技術なのです。

それが
AR印刷

紙に印刷する画像や文字だけの情報ではなく
印刷する紙にそれ以上の情報を閉じ込めて、
アプリを介して紙の上以上の情報を放つ技術。

なんて文字で説明してもわかりづらいですね。
では、これならどうでしょう?

普通に見える名刺も、
AR印刷で出来た名刺なら・・・

例えばAR印刷が施されているこの名刺

AR印刷名刺

見た目は特段変わったところもなく、
普通の名刺に見えますが・・・。

名刺から文字が流れるようにどんどん出て来て、
左上にはウェブサイトのURL情報も出ます。

このように普通に見える名刺ですが、
AR印刷で作った名刺には「目に見える以上」の
情報を閉じ込めることが出来るのです。

少しご理解いただけましたか?

これが
AR印刷

これまでもQRコードを印刷しておくことで、
スマートフォンなどの携帯端末で読み込めば、
ウェブにアクセスすることは可能でしたが、

AR印刷はサイトのURL情報のみではなく、
会社の事業紹介や見込み顧客へのPR情報など、

小さい紙の名刺には書ききれない程の、そして
紙から直接観ることは不可能な音声や動画を
全て刷り込むことが可能になった技術なのです。

まだ実感できないかも知れませんね。

AR印刷ならチラシから音声が!?

▼例えばAR印刷で出来たこのチラシ▼
電話de詐欺防止AR印刷

1枚のチラシのようにしか見えない紙には、
音声情報が入っています。

これはオレオレ詐欺から大切な人を守るため、
実際に電話口で犯人が話した肉声を流すことで
注意喚起するために作られたチラシです。

防犯のチラシを見ただけでは「気を付けようね」
という意識こそ芽生えるものの、

詐欺の電話とはどんな職業を語り、
どのような話をしてくるのかなど…詳細までは、
伝えることは出来ません。

もちろん、犯人が電話口で話したこと全てを
事細かく文字で印刷していけば可能ですが、
犯人の肉声が聞こえる音声に比べたら、
伝わり方に雲泥の差があるのは明白です。

1枚のチラシに音声情報を詰め込んで、
読ませるより聞かせることで、
実際の詐欺の手口を知ってもらえる。

これが印刷された1枚の紙という現実を
拡張した技術。AR印刷です。

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