エスティムのARチラシで詐欺被害が約半減!
ARチラシの効果が認められて、
松戸東警察署より感謝状を頂きました。
ですが、感謝状を頂けたこと以上に、
地元、松戸の皆様のお役に立てたことこそが
エスティムの誇りです。
詐欺防犯ARチラシが地元、
松戸の皆様のお役に立てました!
ちばテレビさんから取材も受けました。
テレビ取材まで頂いてうれしい限りですが、
あの時お話しし切れなかったことを、
ここでお伝えしていきたいと思っています。
なぜ松戸東警察署に協力して
詐欺防犯ARチラシを制作したのか?
特殊犯詐欺防止のためのチラシ制作を
依頼したいのですが
松戸東警察署よりご相談を頂いた時、
実はこう答えていました。
「チラシの効果なんて知れていますよ?」
「そうなんですか!?」
「もちろん多少の効果はありますが、
驚くほどの効果は見込めないかと…」
そんなやり取りの中、頭の中では既に
『AR使ったらどうなるかな?』と
考え出していました。
考え出してはいましたが、
『予算は限られるだろうし…うーん』
しばらく切り出せないままにお話しは続き、
そして結局のところ予算額で悩むなどとは
全くもって次元の違うところで、
私達側の気持ちが動かされたのです。
私達の気持ちが動かされた理由は唯一つ。
松戸東警察署の方々の熱意です。
詐欺犯からどう身を守るのかを知らせたい!
だから協力して欲しい!
本当に、心底みんなの安全を考えて、
防犯チラシを作りたいのだということが
同じ松戸市民の私達にも伝わってきたのです。
松戸東警察署の熱意に負けた?
のではなく、賛同したから始まった
こんなにも強く、深く考えた上で、
住民を詐欺犯から守りたいという気持ちに
賛同よりもっと上の何か。
よし!一緒にいいチラシを作ろう!
周辺住民のみなさんに詐欺犯がどんな手口で
どう近づいてくるのか、知ってもらおう!
そんな気持ちになり、そしてとうとう・・・
「実はこんなのありますけど」と
AR印刷を施した名刺をご覧頂きました。
動画や音声で訴えかけられますよ?
「何ですかコレは!スゴイですね!!」
AR印刷技術のスゴさと面白さを感じて頂き、
詐欺防犯チラシとしていけるかも!?
お話ししながらそんな感触があったので、
改めて「ご予算は?」と聞いてみると・・・。
もちろん金額は申し上げられませんが、
利益は到底でない予算額ではありました。
地元の皆様のお役には立ちたい。
でも利益がほぼ出ない仕事を受けるのは、
営利企業としてどうなのか?
予算額のことだけを取り上げて言うなら、
あまりお引き受けしたくない案件。
正直かなり悩みました。そして悩んだ末・・・
AR印刷が地元の皆様にお役に立てるなら
やっぱりこの仕事はお引き受けしたい!
社内で一致した結論が出て、
防犯ARチラシプロジェクトが始まりました。
特殊詐欺防犯ARチラシの構想から
出来上がるまで
実は防犯チラシのお話を引き受ける過程で、
「チラシが持つ多少の効果を見込むより、
テレビなどのメディアに出て行った方が
防犯効果は絶大なのではないですか?」と
お伝えしていました。
ところが「それは既にやっている」と。
「既にやっている!?
のに防犯効果が薄い?のですか???」
何だかモヤっとした気持ちがありました。
だって警察は音声などを持っていますよね?
それメディアで流してもらえばよいのでは?
すると警察の方はこう言いました。
だから「コレが詐欺だ!」って言う
いかにもなところしか出せない。
つまり特殊詐欺の存在は知ってもらえても、
防犯という意味では弱いのです。
確かにそうかも知れないと思いました。
特殊詐欺犯罪に関するテレビ報道や番組で
詐欺犯のやり口なども観たことありますが、
いつも思っていましたよ。
「こんなの引っかかる?俺は大丈夫!」
そこで気になりました。
「テレビが使う音声と警察が流したい音声、
どう違うのですか?」
「じゃあ実際に聞いてみて下さいよ」
聞かせてもらった音声は【特殊詐欺犯】が、
最初に掛けて来た電話の一部始終。
この音声を聞いて鳥肌が立ちました。
「俺、コレは騙されるかもしれない!!」と。
同時に思いました。
ARチラシにこの音声を載せれば防犯になる!
でも一部じゃダメだ。全部載せなければ!
この時に聞かせてもらった音声一部始終を
全て載せることが条件で、
実際に防犯ARチラシを制作してくことが
決まっていったのですが、
松戸東警察の側も「一部始終を聞かせたい」
と考えていらしたのです。
つまり、
本当の特殊詐欺犯の手口を一部始終、全部!
住民に知って欲しい松戸東警察側。
本当の特殊詐欺犯の手口の一部始終を聞いて
防犯してもらいたいエスティム。
特殊詐欺防犯への想いとその方法が
完全一致したからこそ出来た防犯チラシ、
だったのです。
特殊犯詐欺防犯ARチラシ制作で
こだわったこと
予算が決まっていた中でどうするのか?
私達側の課題は色々ありましたが、
特殊詐欺犯の手口を一部始終聞かせたい
これこそが何より拘ったことです。
拘ったことではあるのです・・・けれども、
ではこの音声を、
きちんと聞いてもらうためには?
誰もが分かり易く使い易いということが
欠かせない条件だとも思っていました。
詐欺犯の音声を一部始終ARチラシに載せ、
音声を聞けるだけではなく、
音声と共に流れる字幕も載せていく。
詐欺犯がどんな人物を語って、
どんなことを話していくのかをじっくり、
しっかり聞いて、読んで知ってもらう。
ARチラシの制作上でこだわったことは、
まずそこでした。
本当は音声や文字と一緒に、
カッコいい動画なんかも載せたかった!
・・・のですが、何しろ予算が・・・。
なので画像や動画なんかも全て、
自分たちの手で作り上げていきました。
ココまでは私達エスティムの仕事。
防犯ARチラシが出来上がってから
特殊詐欺件数が半減するまで
ARチラシが刷り上がったところで、
山積みされたままでは効果は出ない。
防犯意識を持ってもらうためのARチラシは、
字幕と音声を見て聞いてもらわなければ、
その役割を発揮することが出来ません。
ARチラシにはココでひとつ、
壁になる操作の問題が潜んでいました。
ARチラシから字幕や音声を出すためには、
スマートフォンに専用アプリをインストールし
チラシをアプリでかざす必要があります。
日頃スマートフォンを使いこなしている
スマートフォンリテラシーが高い方には、
至極簡単なことなのですが、
ARチラシを手に取って字幕を見て、
詐欺犯の音声を聞いてもらいたい人たちは、
お年を召した方が多く、
スマートフォンは持っているのか?
持っていてもリテラシーはどうなのか?
ご自身でアプリをインストールし、
ARチラシをかざしてみてもらえるのか?
松戸東警察署の方々には最初から、
その不安点と課題は伝えてありました。
ですがそんな不安は必要なかったようです。
防犯チラシが出来上がってからの警察の、
松戸東警察の方々の努力が凄かったからです!
街に出てチラシを配り、
その場でアプリを開いて観てもらう。
ARチラシから出る音声を聞いてもらう。
松戸市の会館に人を集めて説明会をしたりと、
相当な努力をされたのです。
その甲斐あっての結果は、
特殊詐欺件数、なんと約半減!!
私達エスティムが手作りしたARチラシは、
松戸東警察の方々の手によって広がっていき、
真の防犯へとつながくことが出来ました。
限られた予算の中でというお話しだったので、
悩んで迷ってのご協力までの道のりでしたし、
制作に当たって苦心もありましたが、
結果、ARチラシがもたらした詐欺件数半減!
コレはお金には代えられない感動でした。
これまでも街のスタンプラリーのお仕事など
AR事業の楽しい案件もたくさんありましたが
こんなにはっきり数字として結果が見えたり、
感謝状を頂くまでに感謝してもらえたことは
初めてのことでしたから。
感謝状をいただいたこの日、
心から誇れるお仕事をご依頼頂けたこと、
改めてうれしく感じられました。
今回は防犯のためのARチラシ制作でしたが、
AR印刷の活用法はアイディア次第で無限大!
誰に見てもらいたいのか
何のために作るのか
どんな結果を出したいのか
AR印刷の技術を最大限に活かすための戦略を
最初からエスティムと進めませんか?
コンサル料金は5万円から。
いつもの様に名刺を交換して
「お願いします」という挨拶から、
強く印象を残すマーケティングのための
戦略的挨拶に変えてみる?